【参加レポート】とやま帰農塾2019 @ 黒部塾

2019.11.16(土)】

黒部塾は、若栗公民館での開講式、塾長のご挨拶から始まりです。
塾長から、黒部の女性はとても元気!という雰囲気が伝わってきます。

開講式後、早速、カブの千枚漬けを、塾長はじめ、JAくろべ女性部の方に教わりながら作りました。

カブはひとつひとつ包丁を使っての皮むきです。そして、手作業でスライスしていきます。



そこへ柚子、昆布、ニンジンと交互に入れ、らっきょう酢と砂糖を入れて漬け込みます。
慣れておられる女性部の方々は手際がよく、あっという間にたくさんのカブが漬け込まれました。


次に押し寿司作り。
こちらも、手作業で進めていきます。木枠の四隅にまでしっかり酢飯を詰め込んでいきます。そのうえに、サバを散りばめ、さらに酢飯。そこへ木の蓋をし、体重をかけしっかり押します。
このお寿司は3日間程持ち、1晩寝かせたほうが美味しいようです。


次は、宇奈月温泉の「とちの湯」へ。
道中、ちょうど紅葉している山肌の景色も素晴らしい。露天風呂からはトロッコ電車の走る姿も見えます。紅葉の中を走るトロッコ列車を眺めながらの温泉。
冷えた身体でしたが、心も身体も芯からポカポカと温まりました。


温まった後は、交流会です。
こちらでもJAくろべ女性部の方々が作られた、郷土料理がずらりと並びました。
ご馳走です!どれもこれも美味しく、しっかりといただきました。


お腹を満たした後、皆さんでお片付けし、男性塾生、女性塾生に分かれ、泊めていただくお宅へ向かいます。

女性塾生が泊めていただいたお宅は、建物の構造やお庭、土蔵、家の前にある大きな木…タイムトリップした感覚になりました。
夜はこっそり女子会を開催し、おしゃべりを楽しんでから就寝。


2019.11.17(日)】
2日目の朝食、こちらも女性陣が作られた美味しいご飯をいただきます。
全て手作りで美味しい!

午前中のエネルギー補給後は、ネギ農家さんへ。
収穫されたばかりの土のついたネギの皮を手作業でむいていきます。そして、機械にて出荷可能なサイズに調整し、空圧で皮を向き、出荷ネギの完成です。



次は、リンゴ農家さんへ。
美味しいリンゴの見分け方を伝授いただき、美味しそうなリンゴを収穫します。こちらで収穫されたリンゴで作った100%ジュースと、スライスドライリンゴ。どれも皆、濃厚な味で、蜜がギュッと詰まっていて美味しく、止まらなくなります。


次に向かったのは鏡野地区にある半兵衛巻江。これは江戸時代に水の確保のためにつくられた水路です。この水路に堆積している倒木、落ち葉をコマザライで綺麗にしていきます。


見事、きれいになりました!!
お天気もよく、木漏れ日も気持ちよいです。木の香り、葉の香り、風の香り、日の香り、
体力仕事をした後は、さらに気持ちよく感じられます。


お仕事の後は、綺麗になった水路側で、昨日作った押し寿司と、おにぎり、豚汁をいただき、最後に皆さんで記念撮影。


昼食後は、くろべ牧場へ。黒部平野がきれいに見えました。ヤギさんとも対面?!


その後は、黒部市の海沿い「生地」へ。
「魚の駅」で生地の清水をご案内いただく黒部市の学芸員さんと合流です。魚の駅にはとれたてキトキトの魚が沢山。お魚にも後ろ髪ひかれつつ、清水(湧き水)めぐりです。


生地には20ヶ所の清水があります(一般公開していない場所も含みます)。
北アルプスに降り積もった雪は、長年をかけて流れ下り地下水となります。この水は地下で水溜まりとなっており、少しの圧力で清らかな湧き水が地表に出てきます。生地では、これを清水(しょうず)と呼びます。
生地の人々は、この水を、飲料水、料理、洗濯にと多岐にわたり使われます。また海に近いことから、少しの塩分も含み、これが甘みとも感じられます。今回は「弘法の清水」「絹の清水」「清水庵の清水」の飲み比べをしてみました。


今回はお天気もよく、清水巡りの途中、生地中橋近くから北アルプスを望むことが出来ました。


その後、閉講式となり黒部塾は終了。
黒部の方はとてもパワフル!という印象を受け、たくさんのエネルギーをもらいました。ご協力いただいた黒部の皆さまに、感謝申し上げます。

富山県定住コンシェルジュ 角谷