2017年8月3日木曜日

【参加レポート】とやま帰農塾・黒部塾 2日目後半

午前中、用水路の掃除をお手伝いした後は途中くろべ牧場を見学し、生地(いくじ)地区で清水(しょうず)めぐりです。
ご案内していただくのは、黒部市ジオパーク推進班の王生(いくるみ)さん。
生地地区だけで清水スポットは20ヶ所に及びます。それぞれの場所で味も温度も少しずつ違うそう。
早速清水めぐりに出発です。
「弘法の清水」
水温は12℃ほど。みなさん「おいしい!」と1ヶ所目から水のおいしさに感動です。

「岩瀬家の清水」
こちらは黒部の銘酒「幻の瀧」を醸造している蔵の外に湧き出る清水。蔵の中と外とでも味が全く違うそう。

ほとんどの清水は4段に分かれていて、1段目=飲み水、2段目=野菜や果物を洗う水、3段目=食器を洗う水、4段目=洗濯物をすすぐ水となっています。
ちょうど洗濯物をすすぎに来たお母さんと遭遇。
「清水庵(しみずあん)の清水」
こちらでは、「氷河の一滴」が飲めるかも!?ということ。
どういうことかといえば...
立山連峰にある雪渓のうち3ヶ所が2012年に日本で唯一の氷河(流動する雪と氷の大きな塊)として認められました。その雪解け水は黒部川に流れ込みます。その上流からの流れを受けた湧水がここ「清水庵の清水」では味わえるということなのです。
もしかしたら、氷河から溶け出した水がもうここにたどり着いているかも...?
ちなみに、写真にある左右の噴出口で少し味も違います。これは地下にパイプを掘り下げた深さの違いによるそう。

黒部漁港付近の様子

なぜ生地地区にはおいしい水が湧き出ているのか、黒部川扇状地の地形や、水の出所、水が噴出する仕組みを詳しく教えていただきながらまわる清水めぐり。
各清水スポットの水を飲み比べ、「さっきのところのほうが好き」「こっちの水のほうが冷たい」と、塾生のみなさんと楽しく満喫。
何より王生さんのお話が興味深く、とても勉強になりました。
ここでは伝え切れないほどの内容なので、ぜひ一度、生地に足を運んで案内をご依頼ください。
黒部市の水の豊かさ、おいしさのわけが明解になり、なおさらありがたいものだと感じることができます。

鏡野地区の田んぼから街を見下ろす

黒部市の水の豊かさから来る様々な恵みを体感した2日間。
農業のイメージはあまりなかったけれど、知らないことばかりだったと反省しました。
街暮らしの便利さがありながら、すぐ近くに山も海も川もある、自然豊かな黒部市。新たな魅力を発見することができました。(富山県定住コンシェルジュ一条)


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