2018年10月16日火曜日

【参加レポート】とやま移住旅行vol.3「とやまのマチと企業 くらし・しごとツアー」2日目後半

とやま移住旅行2日目後半、ランチは3つのグループに分かれます。
前半でもご案内くださった小林さんと塚田さんに、女性起業家の古野さんを加えて、3人の滑川で暮らす女性たちにガイドしていただきます。
お子さんが小学校に通う塚田さんと古野さんは、雨で順延となった運動会と日程がかぶってしまったため、その合間を縫ってご参加くださいました…!ありがとうございます!

私は塚田さんのグループでランチ。
塚田さんご自身も日替わり店主を務めるシェアカフェ「cafe うみいろ ぼんぼこさ」で、この日の日替わり店主「じんでんや」さんのランチをいただきます。
富山県の東の端、朝日町(あさひまち)名物のタラ汁付きのランチ。美味です!
ランチ中も、これからの暮らし方、働き方、富山での暮らしについて、みなさんお話が尽きませんでした。

ランチのあとは、ツアー最後のプログラム「2日間のふりかえり」です!
会場は、滑川市旧宿場町に位置する「TRIO」。
滑川にUターンした空間デザイナーの桶川さんが立ち上げたコワーキングスペース&シェアオフィスです。
(桶川さんへのインタビュー記事はこちら→くらしたい国、富山・移住の先輩たち「まちの賑わいを未来にも」)
この日は別のイベントで不在だった桶川さん。
ご案内は、副代表の大門さんがしてくださいました。
TRIOは2階部分がシェアオフィスになっていますが、現在満室とのこと。
2軒隣の空き家を改装して、シェアオフィススペースを増築する予定だそうです。
改装予定の空き家を見学。

TRIOに戻って、参加者の方もホスト側もみんな揃って、この2日間で印象に残ったこと・場所・人と、感想を発表しあいます。
参加者のみなさんからは、こんな意見が出ていました。

・富山には何回か来ているけど、今回始めて知った場所もあり、しかもそこがとても居心地がよくて印象的。また家族を連れてきたい。
・来てみないとわからなかった魅力を発見できた。滑川市もとても住みやすそうで、移住先の悩みが増えた。
・色々なところを回れてよかった。ゲストのみなさんも等身大で話してくれたので、普段の生活の様子がわかったし、みなさんの人柄もあたたかかった。
・富山市では雨の中のまち歩きだったが、雨の日を経験できてよかった。アーケードがあって雨なのに歩いていてもいやな感じがしなかった。
・見学した企業で働いている方たちの熱意に感動した。自分もあんなふうに働きたいと思った。
・富山でなら自分のやりたいことを貫いていけそうと感じた。

受け入れ側からはこんな言葉が。

・自分が移住する際は、周りの人にたくさん助けてもらった。みなさんも、今回できた“仲間”をどんどん頼ってください!
・1日目交流会での田辺さん(HOTORI×ほとり座)の「富山の人は、シャイなおせっかいさん。最初は壁を感じるかもしれないけど、それは障子ぐらいのうすーい壁」という言葉が印象的。思い切って飛び込んでみてください。
・実は、今回ツアーを企画するまで自分のまちをつまらないと思っていた。このまちで活躍している人たちと関わったり、知っていく中で、どんどんこのまちが好きになっていった。いかにそのまちを楽しめるかは自分の見方次第!
・移住への一歩を踏み出そうとしている参加者のみなさんにパワーをもらえた。
・参加者のみなさんに、富山のいいところを改めて教えてもらえた。

毎年恒例となった、似顔絵ふりかえりボード。

私自身、富山で生活を始めて4年目に入り、だんだんここで見る景色や感じる空気が“普段のもの”になりつつあります。
今回のツアーでは、それはとても贅沢なことなんだと改めて感じ、ここで暮らしていることを誇らしく思うことができました。感謝です。

今回参加されたみなさんには、また富山に足を運んでいただき、まだまだ奥深い富山の側面を発見していってもらいたいです。そしてその発見をぜひ、富山の地元の方たちにも教えてあげてくださいね。(富山県定住コンシェルジュ一条)

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とやま移住旅行vol.3「とやまのマチと企業 くらし・しごとツアー」1日目前半
とやま移住旅行vol.3「とやまのマチと企業 くらし・しごとツアー」1日目後半
とやま移住旅行vol.3「とやまのマチと企業 くらし・しごとツアー」2日目前半


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とやま移住旅行vol.3 は、残すところあと2回。テーマも場所も異なるツアーを予定しています。

第2回「とやまの里となりわい くらし・しごとツアー」では富山県東部の食や農に関わる人、企業を巡ります。里での暮らし、自然の近くでの暮らしを体感します。

第3回「とやまの新・地域ビジネス くらし・しごとツアー」では富山県西部の新しいビジネスを始めた人、新しい取り組みを始めた企業を巡り、港町での暮らしや、仕事のつくり方を学びます。

実際に移住して暮らし働いているたくさんの方と出会える旅。気になるツアーがあればぜひお早めにお申込ください!

ツアー内容・お申し込みについて詳しくはとやま移住旅行HPをご確認ください。

【参加レポート】とやま移住旅行vol.3「とやまのマチと企業 くらし・しごとツアー」2日目前半

とやま移住旅行vol.3 第一弾のツアーは2日目を迎えました。
2日目のスタートは、昨年大好評だった「寿司正」さんでのスペシャル朝ごはん!
この日だけ特別に、朝ごはんを振舞っていただきます。
大将の山下さんが握るキトキト(富山弁:新鮮)な富山湾寿司。楽しみです!
前菜から豪勢。富山おでんと昆布締め盛り合わせ。富山おでんはとろろ昆布が乗っているのが特徴です。
さらにとろろ昆布おにぎり。さすが、握り方が絶妙…!
そしていよいよメインのおまかせにぎり!
右上、カサゴのあぶりが絶品でした。一番最初に食べてしまったのを後悔しました…。

こんな贅沢な朝ごはんは年に1度も食べられない!とみなさん大満足。
寿司正さん、朝早くからごちそうさまでした!

スペシャルな朝ごはんのあとは、富山市のお隣、滑川市(なめりかわし)へ向かいます。
滑川市では滑川在住ガイドの廣橋さん(滑川市観光協会事務局長)、小林さん(ワールドリー・デザイン勤務)、そして滑川市役所の荒井さんに出迎えていただきました。
早速ほたるいかミュージアム裏の海岸沿いを散策。
ここは、滑川市民のお散歩コースだそう。夕陽が沈む景色はとてもきれいとのこと。見てみたい!
釣りをしている方の姿も見られました。

海街の雰囲気を味わったところで、続いては滑川駅周辺の生活環境を廣橋さんにご案内いただきます。
道中、高岡市出身の廣橋さんが滑川市に移住した経緯や、普段の生活についてもお話していただきました。
前日の雨で順延になった運動会が市内各小学校で開催されているところに遭遇!偶然にも、暮らしのちょっと特別な一コマを見ることができました。

車窓から滑川駅周辺の生活環境を見学したのち、滑川市民交流プラザに到着。
この施設には、こども図書館や軽運動室(なんと1日210円でトレーニングマシンを利用できます!)、そして立山連峰や富山湾を一望できる展望風呂もあります。
最上階には海から山まで360°見渡せる展望台が!
望遠鏡で遠くの山まで見ることができます。
参加者のみなさんにも、海と山と平地が織り成す、富山のダイナミックな地形を感じてもらえたのではないでしょうか。

その後、滑川市のかつて宿場町として栄えた瀬羽町(せわまち)へと向かいます。
ここ数年、このエリアで移住者の方が空き家や空き店舗を改装してお店をオープンさせています。
ここで新しいなりわいを始めた一人である塚田さんが案内人となって、瀬羽町をご紹介してくれました。
塚田さんは、国登録有形文化財「旧宮崎酒造」の蔵2階を改装したシェアカフェで日替わり店主を務めています。
シェアカフェスペースの名前は「cafe うみいろ ぼんぼこさ」。明治時代からこの場所は「ぼんぼこさ」という名前で親しまれてきたそう。
カウンター席の出窓からは滑川の海を眺めることができます。
ここでゆっくり海を眺めながらのランチなんて素敵ですね。

旧宮崎酒造の1階部分も、ライブや骨董市などのイベントスペースとして活用されています。
天井を見上げると立派な梁が。かつての繁栄ぶりが窺い知れます。

旧宮崎酒造・cafe うみいろ ぼんぼこさを案内していただき、続いては周辺の古い建造物やそれらを活用したお店を巡るまち歩きへと繰り出します。
ここは「有隣庵旧土肥家住宅)」というかつて宿屋だった場所。ここも国登録有形文化財です。現在は、NPO法人 滑川宿まちなみ保存と活用の会の活動拠点として使われています。

じんでんや」。生活雑貨のセレクトショップです。こちらも国登録有形文化財の活用例。
地元のお母さんが縫製した「亀甲」と呼ばれる羽織りものが気になります。冬の寒い時に背中に背負うようにつけるため、亀甲なんですね。色とりどりでかわいい!
こちらは駄菓子屋さんに売っていそうなレトロなおもちゃ。古道具も取り揃えていて、見ているだけでワクワクしてきます。

今年5月にオープンした「古本いるふ」。残念ながらこの日はお休みでした…。

古道具屋の「スヰヘイ」。昨年9月に富山市の店舗からこちらの空き家を店主自ら改修して移転オープンしたそう。店内はタイムトリップしているような気分になれる素敵な空間が広がっています。

歩いていると、どこか懐かしい雰囲気をまとった瀬羽町。不思議と新しくオープンしたお店にも同じ空気が流れている気がしました。

このあとは、旧宮崎酒造に戻ってランチ&散策ガイドさんとのご対面です。
(富山県定住コンシェルジュ一条)


【参加レポート】とやま移住旅行vol.3「とやまのマチと企業 くらし・しごとツアー」1日目後半

とやま移住旅行vol.3「とやまのマチと企業 くらし・しごとツアー」1日目後半です。
富山市のまちなかにある家具屋さん「株式会社ミヤモト家具」の本店に到着。
ここでは2代目社長の宮本さんに、これまでの会社の歩みや商品について教えていただきます。
もともとはタンス店だったこの会社を引き継ぐことになったとき、時代の流れにあわせて、家具やインテリア雑貨の取り扱いを始めることに。
本店では、リーズナブルでありながら上質な木のぬくもりを感じられるような家具や雑貨が並びます。
専務の杉木さんもミヤモト家具の魅力を語ってくださいました。

本店があるのは古くから続く千石町通り商店街。
「ここには、結婚やお子さまの誕生でこれから家を新築しようというお客様はもちろん、ご近所のおじいちゃんおばあちゃんもふらっと来られます。家具の配置によってオシャレにすっきりと見せることもできますが、このお店では、洗練さより気軽に立ち寄りやすい雰囲気づくりを心がけています。」
スタッフのみなさんの温かさとも相まって、居心地のいい空間が広がっていました。

ミヤモト家具では既製品だけでなくオーダー家具も手がけています。
続いては、そんなオーダー家具を製作する工場に連れて行っていただけるとのこと。
工場で出迎えてくれたのは榮さん。

オーダー家具は家のつくりや雰囲気に合わせてつくりこむため、お客様との念入りな打ち合わせが必要です。お客様の家に出向いて採寸することも。

「オーダーを受けてから、納品するまでずっと携われるというのがこの仕事の醍醐味です。」

ひとりひとりのご要望に応じて、木材と真摯に向き合いながら世界に1つだけの作品をつくっていく仕事に、とてもやりがいを感じているのが伝わってきました。

工場を後にし、ミヤモト家具の姉妹店「SOLID」と「LOWVE」に向かいます。
姉妹店ではそれぞれ本店とは違うコンセプトで商品を展開しています。
宮本社長が家具作りに対する熱い思いを語ってくださいました。
試作段階で採算が合わず、お蔵入りになった製品もいくつもあるそう。
座り心地や機能性にとことんこだわったイスは、体に馴染んで本当に心地よかったです。

株式会社ミヤモト家具の仕事に対する情熱と誇りに満ち溢れた社員のみなさんの姿を見て、参加者のみなさんからは、こんな働き方がしたい!という声があがりました。

お店を後にし、続いては富山市中央通り商店街にある「HOTORI×ほとり座」にて対話の時間の始まりです。
ここではオーナーの田辺さんが迎えてくれました。
田辺さんは東京で10年ほど音楽に携わったのち、富山へUターン。

富山のまちなかに音楽をはじめ様々なカルチャーを発信する拠点を作りたいと、空き店舗の2階部分を改修し、ライブなどのイベントスペースとして「HOTORI」をオープンさせます。

その後、映画上映も行なう「HOTORI×ほとり座」へと発展。さらに今年の7月には、1階部分も改修し、サンドイッチ&お茶のカフェをオープンさせました。

この新しいカフェスペースにて、富山での暮らしや仕事について不安や悩み、実情をざっくばらんにぶつけ合います。
移住希望の参加者のみなさんからは、富山で暮らすに当たっての不安や疑問を挙げてもらいました。
・光熱費はどのくらいかかるの?
・みなさん、普段はどこに遊びに行くの?
・雪が心配…。
・ご近所づきあいは?
・自営業と企業勤めの人の割合は?
などなど…具体的な質問が飛び交います。
受け入れ側のスタッフやゲストのみなさんからは、現在の暮らしで困っていることを挙げたほか、参加者のみなさんからの疑問にそれぞれの視点で正直に答えていきます。

住んでしまえば、大丈夫!と思うことも、一歩踏み出すまで不安は尽きないもの。
実際に暮らしている人々の話を聞いて、少しでもその不安を解消してもらえたら、と思います。

話は尽きませんが、そろそろお腹も空いてきたころ。キッチンからもいい香りが漂ってきました。
この日の交流会には、富山市花水木通りで一日一組限定の貸切レストランとケータリングを提供するお店「キッチン花水木」の田中さんにお食事をご用意いただきました。
田中さんも富山の食材にほれ込んで移住してきた方の一人。
季節の県産素材をふんだんに使ったお料理を振舞ってくれました。
みなさんで乾杯して、楽しい交流会の始まりです。
美味しく美しいお料理とともに、会場のあちこちで話も弾みます。

「HOTORI×ほとり座」オーナーの田辺さんが、ご自身が東京に出てUターンした経緯、そしてUターン後にこのスペースをオープンするにいたるまでを語ってくれました。
「HOTORI×ほとり座」がある中央通り商店街は、かつてたくさんの人でにぎわい、商業施設やデパートなど立ち並ぶ場所でした。
ほんの10年足らずで多くの店が閉店し、シャッター街と化してしまったこの場所で、新しい文化の発信地を立ちあげた田辺さん。
「まだまだ空きビルも空き店舗も多く残っているし、かつてのような賑わいを取り戻すのは難しい。自分たちの行動が、次の新しい動きに少しでもつながれば。」
と話す田辺さんの熱い思いは、この場にいたみなさんの心にガツンと突き刺さりました。

最後にみなさんで記念撮影

楽しく有意義な対話と交流会で心もお腹も満たされたところで、とやま移住旅行1日目はお開きとなりました。(富山県定住コンシェルジュ一条)

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とやま移住旅行vol.3「とやまのマチと企業 くらし・しごとツアー」2日目前半